はじめに
Xtion Pro Liveの2台目を購入しました。2台同時に描画できるMutiViewerを実装したので紹介します。デプス画像から3次元点群を導出し、各点にRGB画像から取得した色を付けて描画します。開発環境
- Mac OS X 10.8.1
- プロセッサ:3.06GHz Intel Core 2 Duo
- メモリ:4GB
- Xcode4.4.1
主要ライブラリ
- Boost
- OpenNI
- OpenGL
ソース
こちらです。自分のマシーンでしか動作確認してません。コンパイルオプション
Header Search Path:パス | 目的 |
---|---|
/usr/include/ni/ | OpenNIヘッダー |
/opt/local/include/ | Boostヘッダー |
Library Search Path:
パス | 目的 |
---|---|
/opt/local/lib | Boostライブラリ |
その他、OpenGLを使用するため、
-framework OpenGL
などを設定しています。詳細はソースをご覧ください。
使い方
実行ファイ名は、OpenNiMultiViewer
です。引数--help
を付けて実行すると以下を出力します。
Xtion Pro Liveを2台接続し引数なしで実行すると、窓が2つ開き映像が映し出されます。--width/--height
の値はデフォルト値でしか動作確認していません。
窓にフォーカスがある状態で、キーボードから「ecs」を打つと終了します。
補足
- Xtion Pro Liveの台数を可変にするには手直しが必要です。
- 深さを取得できない領域は白抜きになります。
- Xtion Pro Liveは赤外線を使用します。2台以上あるとお互いの赤外線が干渉するため、深さを取得できない領域が多くなります。
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