- 点群から曲面を求め、その曲面から各点の法線を計算する。
- 点群から直接法線を計算する。
- ある点Aを考える。
- 点Aの近傍k個の点を考える。
- 点Aと近傍k個の点を使い、最小自乗法により平面を決定する。
- その平面の法線ベクトルを求める。
平面上の点 は次式を満たします。
ここで、 は平面の法線ベクトル、 は定数項です。 従って、最小にすべき自乗式は以下のようになります。
ここで、 は近傍点群を表します。平面の式には定数倍だけの不定性があります。 これを取り除くため、法線ベクトルの大きさを1に制限します。この条件をLagrangeの未定乗数により最小自乗式に導入します。
最初に で偏微分します。
変形して
を得ます。ここで、 は近傍点群の重心を表します。これを最初の に代入すると以下を得ます。
これを で偏微分します。
これを変形すると
となります。近傍点群から構成される共分散行列の固有値問題に帰着しました。追記
余談:数式は、Google Chart APIを使ってTexで記述しました。ベースラインがずれているのが気になります。
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